脾臓が腫れて肥大してしまう脾腫の原因と症状

脾臓が腫れて肥大してしまう原因と症状とは

脾臓は通常、人間の握りこぶし程度の大きさをしています。しかし、何らかの原因によって大きく肥大してしまうことがあるのです。
では、どうして脾臓は肥大化してしまうのでしょうか?ここでは、その原因と症状についてご紹介していきます。

 

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脾臓が肥大化する現象…脾腫について

脾臓が肥大化すると、当然痛みを伴うようになります。このような状態を、脾腫と呼ぶのです。
脾腫になると、脾臓が血液中の血小板や赤血球などを通常よりも多く取り込むようになってしまいます。

 

そのため、血液中に含まれている血小板と赤血球の数値が低下してしまうのです。
そして、脾臓は血小板・赤血球を取り込めば取り込むほど大きくなってしまうので、どんどん悪循環に陥ってしまうことになります。

 

こうして、本来取り込まれる必要のない血小板と赤血球まで脾臓に取り込まれ、
破壊されてしまう上に脾臓内の血小板・赤血球の数が多すぎて脾臓の機能が邪魔されるのです。
その結果、脾臓の機能は低下し、免疫力などが弱くなってしまうことに繋がります。

脾腫の原因は何か?

基本的に、脾腫は脾臓そのものに問題があって起こるものではありません。何らかの病気が原因となって起こっていることがほとんどなのです。
例えば、次のようなことが原因となって起こります。

 

  • 悪性リンパ腫、白血病、骨髄線維症などの病気
  • ウイルス感染症が原因(ブルセラ症、マラリヤ、結核、梅毒など)
  • 肝硬変
  • 心臓の病気
  • 循環器系の病気
  • 溶血性貧血

 

以上が、脾腫を起こす原因とされる主な病気です。
特に上記で挙げた病気を複数併発している場合、脾臓の肥大がより深刻化することもあるため、注意しましょう。

 

脾腫になった時の主な症状

脾腫になると脾臓が通常の大きさよりも大きくなるため、痛みが現れるようになります。
脾臓があるのは、左の肋骨下部あたりなので、腹部の左上とその背面が痛くなることが多いです。
また、痛みと一緒に腹部の膨満感を感じることもあるでしょう。

 

このように、代表的な症状は腹部の痛みですが、その他にも様々な自覚症状があります。

 

  • 腫れが酷くなると呼吸困難になることもある
  • 痛みが肩まで拡散することも
  • 脾臓の血行不良がひどくなると、痛みがどんどん激しくなる
  • 免疫力低下によって風邪、インフルエンザなど感染症にかかりやすくなる
  • 出血しやすくなる

 

以上が、脾腫になった時に起こる主な症状です。
このような症状が複数出ている場合は、早めに医師による診察を受けてください。
万が一放置しておくと、脾臓の細胞が壊死してしまう可能性があります。気をつけましょう。

 

 

このように、脾臓は何らかの病気が原因となって肥大化し、様々な症状を起こすことがあります。
肝臓や心臓と違って、なかなか意識する機械のない臓器ですが、私たちの免疫力を維持している、縁の下の力持ち的な大切な部位です。
日頃から脾臓の健康を意識した生活を送っていくように、心がけていきましょう。

 

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